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データから見た神戸vsG大阪の注目ポイントは?
2013-05-05 21:00 RSS

12試合を消化し首位を走るヴィッセル神戸と、リーグ内唯一無敗で神戸を追うガンバ大阪がいよいよ激突!今季J2序盤戦の天王山となるこの試合の注目ポイントを、各チームの特徴的なデータから紹介する。

得失点パターン

1.ペナルティエリア外からのシュート

神戸のセットプレーを除いたエリア外からのゴールは6であり、この半分をポポが記録している。昨季のポポを振り返ると、エリア外からのシュート10本に対して、ゴールが1、枠内が3本のみだったが、今季は20本に対して12本を枠内に放っている。相手のGKから見ると驚異的な数値と言えるだろう。そのシュートを受ける側となるG大阪の藤ヶ谷は、今季エリア外からのシュートセーブ率が92.9%と高い数値を記録している。ポポvs藤ヶ谷はこの試合の注目ポイントの一つとなるはずだ。

一方、G大阪では阿部がミドルシューターの役を担う。安定したセービングを見せている神戸の山本だが、エリア外からは4点決められており、こちらも勝負を分ける点となるかもしれない。

2.ドリブル

神戸はドリブル数で1位、G大阪はドリブル成功率で1位。各チームのドリブル数ベスト3を見ると、サイドの選手に多い神戸、アタッカーに多いG大阪となっており、各チームの特徴を表している。
一方、守備面で見ると、神戸の被ドリブル成功率(対戦相手のドリブル成功率)は最も低く、ドリブル阻止率はリーグNo.1。G大阪の選手が個人技で仕掛ける局面となった場合、神戸の守備を突破することができるのか注目だ。

3.インターセプト

神戸のインターセプト数はリーグ2位を記録。個人別に見ると中盤の選手が多く、彼らが80%を超えるパス成功率となっているG大阪からどれだけボールを奪えるかが、勝敗を左右することになるだろう。

4.ゴールキーパー

神戸の山本海人、G大阪の藤ヶ谷陽介はともに今季全試合に出場中。全体のセーブ率と失点では近い数値にあるが、上記で紹介したエリア外からのシュートのセーブ率では藤ヶ谷が上をいく。

一方、パスの成功率を見てみると山本が優勢となっており、特にゴールキックでは約30%ほど開きがある。これはパスの精度だけの問題ではなく、フィールドプレーヤーの空中戦の弱さ(G大阪の空中戦勝率は46.7%でリーグ18位。神戸は57.1%でリーグ2位)も影響していると思われる。

5.アクチュアルプレーイングタイム

2チームとも総プレー時間は長く、ファウル数は少ない傾向にある。上記の通り各選手の技術も高く、J1に勝るとも劣らない試合が展開されるのではないだろうか。

関連ページ

ヴィッセル神戸 vs ガンバ大阪のプレビュー
http://www.football-lab.jp/kobe/preview/

ヴィッセル神戸のシーズンサマリー
http://www.football-lab.jp/kobe/

ガンバ大阪のシーズンサマリー
http://www.football-lab.jp/g-os/

山本海人 選手データ
http://www.football-lab.jp/player/300685/

藤ヶ谷陽介 選手データ
http://www.football-lab.jp/player/2717/

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