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コラムColumns【J1第27節プレビュー】それぞれの目標へ向けてラストスパート!。

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【J1第27節プレビュー】それぞれの目標へ向けてラストスパート!
2013-09-27 12:00 RSS

リーグ戦もクライマックスへ向けて佳境を迎えている。優勝争いやACL争いに加えて残留争いも激化しており、どの試合を見ても緊迫の攻防が繰り広げられる状態だ。中でも、注目は6戦連続で無敗の鳥栖と優勝へ向けてのろしを上げた広島の一戦。データで見ると対照的な2チームの勝負の行方はいかに。

■仙台(8位)vs横浜FM(1位)
首位の横浜FMが無得点に終わったゲームは3試合あるが、そのうちの1つが仙台戦だった。仙台は2試合連続で完封勝利と堅守が健在であることを示しているだけに、いかにゴールをこじ開けるかがポイントといえる。被ファウル数のデータが示すように、横浜FMはFKの数が断トツで多い。また、FKからのラストパス数では中村がリーグトップタイの数字を残しており、FKを中心としたセットプレーを突破口にしたい。仙台としては、ファウル数が2番目に少ないクリーンな守備組織をどこまで維持できるかがカギとなる。

対戦データ
http://www.football-lab.jp/send/preview/

■鳥栖(14位)vs広島(2位)
連敗を3で止め、2位に浮上した広島を迎え撃つのは、直近の6試合で5勝1分けと絶好調の鳥栖だ。両者の戦い方は、パスに焦点を絞ると明確な違いが見て取れる。広島はショートパスを主体にボールを動かすチームだが、成功率ではショートパスとロングパスの双方でトップと、攻撃の組み立てが巧みであることが分かる。逆に、鳥栖はショートパスが不得手でロングパスに依存している状態。その成功率も決して高くはない。広島に主導権を握られないようにするためにも、出場停止明けの豊田が前線でボールを収めて起点となりたい。

対戦データ
http://www.football-lab.jp/tosu/preview/

■名古屋(11位)vs川崎F(7位)
一時期に比べ失速気味の川崎F。直近のリーグ戦10試合の対戦相手を見ると、クロスやロングボールに特長のあるチームに苦戦を強いられていることがわかる。仙台と新潟はクロスからの得点割合で1位と3位。前節敗れた鳥栖はロングパスからの得点割合で2位であり、引き分けに終わったC大阪とF東京も加えると、1位から3位までが出そろう。名古屋は田中隼や阿部などの好クロッサーがいる上に、ロングボールを活用できるケネディも以前とは違い復調を果たしている。前回対戦とは異なり、難しい戦いとなりそうだ。

対戦データ
http://www.football-lab.jp/nago/preview/

2013-09-27 12:00 RSS
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