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コラムColumn【移籍選手データ比較】林卓人×西川周作。

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【移籍選手データ比較】林卓人×西川周作
2014.1.23

多くの正ゴールキーパーが動いた今オフ。チャンピオンチームである広島も西川周作が離れ、代わって仙台の林卓人が加わった。今回は入れ代わる両者のデータを比較しよう。

広島と仙台のチーム全体の守備力の影響もあり、失点数では西川に分があるが、セーブ率に関しては近い数値となっている。パンチング等、手を扱ったクリアの結果を、出場時間上位のGKと比較してみても、キムジンヒョンや楢崎に対して西川と林は危険度の低いところへボールを飛ばしており、こちらも似たデータとなった。セービングに関しては西川とそん色のないプレーを見せるのではないだろうか。

続いてパスのデータを見てみよう。今回のパスのデータにはゴールキックや、キャッチ後に手で扱ったボールもこの数値に含めている。距離別のパスの割合を見ると、8割近くロングボールを蹴っている林に対して、西川は短いパスを多用。これは仙台と広島のチーム戦術の差による影響と言っていいだろう。成功率で見るとショートパスは互いに100%を記録。GKが短いパスを奪われれば失点につながる可能性が高いので、100%は当たり前の数値のように思えるが、3分の2以上出場しているJ1所属のGKでショートパス成功率が100%だったのは、この2選手と柏の菅野しかいない。一方でロングパスの成功率では大きな差がついた。本数に違いがあるとはいえ、西川の数値はJ1のGKでもトップクラスの数値で、今回の比較において最も差のあるポイントとなっている。

林は過去に広島に在籍しており環境面への適応はさほど問題はないだろう。まずは現在の広島のサッカーへの適応とコンビネーションの構築、そして長短のパスを操るスキルを身に付け、広島の3連覇への貢献とW杯の日本代表入りを目指したい。

2013年の西川周作のデータ
http://www.football-lab.jp/player/400563/

2013年の林卓人のデータ
http://www.football-lab.jp/player/3868/

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