TEAM SELECT

コラムColumns【J1第27節プレビュー】繰り返される「下克上マッチ」。

HOME » 【J1第27節プレビュー】繰り返される「下克上マッチ」
【J1第27節プレビュー】繰り返される「下克上マッチ」
2014-10-03 12:00 RSS

リーグ戦は残り8試合。ラストスパートを図る各チームの熱が、順位の変動にも良く表れている。前節に首位撃破を果たし、14位に浮上したC大阪は、勝点差1で17位の清水とのアウェイゲーム。その清水を下し、降格ゾーンからの脱出へあと一歩と迫る大宮は、勝点差3で13位の甲府と対戦する。上位グループでは、カシマを舞台に2位の鹿島と4位のG大阪が激突。G大阪は前節の鳥栖戦に続き、直接対決を制して順位の逆転を狙う。今回は、上記の3つの好カードを展望していく。

■鹿島(2位)vsG大阪(4位)
両チームの勝点差は3。得失点差も鹿島がプラス1とわずかな差であることから、結果次第では順位の逆転が十分に起こり得る。こういった大勝負を分けるのは、ゲームメイカーの出来だろう。ここでは日本代表を長年支えてきた遠藤と、その後継者に挙げられる柴崎に注目したい。両者のスタッツを比較すると、全体的な成功率で上回る遠藤がアシスト数こそ大きくリードするものの、ドリブルやスルーパスなどの崩しに直結するプレーは柴崎の方が多く、現在の勢いが数値にも表れているといえるだろう。好調を維持する柴崎が新時代の到来を告げるのか、はたまた百戦錬磨の遠藤が貫禄を見せつけるのか。勝敗とともに、2人の司令塔の戦いからも目が離せない一戦だ。

対戦データ 
http://www.football-lab.jp/kasm/preview/

■清水(17位)vsC大阪(14位)
前節は首位の浦和を撃破したC大阪だが、今節は苦難が待ち受けている。長谷川と丸橋の出場停止に加え、南野もU-19アジア選手権のために欠場が確定。丸橋、南野、長谷川は崩しの場面を担うラストパスの出し手であるだけに、彼らがいない中でどのように攻撃の形を見いだすかがポイントとなりそうだ。清水は7試合連続の未勝利で降格圏に沈むなど不調であるが、「オリジナル10」の威信を懸けてホームで勝点3を奪いにくるはず。勝利がない中でもG大阪戦を除いて無得点で終わった試合はなく、攻撃面は成果を見せているだけに、C大阪がゴール前でアイデアを欠く場合は1発に沈む可能性は大いにあるだろう。

対戦データ 
http://www.football-lab.jp/shim/preview/

■甲府(13位)vs大宮(16位)
残留争いを繰り広げる両者だが、甲府は前節に横浜FMと引き分け、大宮は清水から勝利を収めた。9月のJ1月間順位を見ると、ともに年間の順位から大きくジャンプアップしており、ここにきて持ち前の「残留力」を発揮しつつあるといっていい。その両者が対決する今節。注目に挙げたいのは、甲府にとっての左サイド、大宮にとっての右サイドの攻防だ。パス交換のデータからは、甲府は左サイドの阿部翔、大宮は右サイドの家長がボールの中継地点となっていることがわかる。パスワークを担うエリアが重なり合う中、試合の、そしてサバイバルレースの主導権を握るのはどちらか。

対戦データ
http://www.football-lab.jp/kofu/preview/

2014-10-03 12:00 RSS
J STATS

Columns

Graphics