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【J1第33節プレビュー】山場を迎えたリーグ戦。歓喜に沸くのは…
2014-11-28 12:00 RSS

リーグ戦はクライマックスを迎え、優勝争いも残留争いも熱を帯びている。逆転優勝へ手の届くところまできたG大阪は「阪神ダービー」で首位奪回を狙う。逃げ切りを図りたい浦和はアウェイで苦手な鳥栖との大一番。また、ヤンマーでは背水の陣を敷くC大阪が優勝の可能性を残す鹿島を迎え撃つ。どの戦いも見逃せない今回は、注目の上記3カードをプレビューする。

■G大阪(2位)vs神戸(10位)
前節は浦和を下し、逆転優勝への機運が高まってきたG大阪。今節の「阪神ダービー」を制し、05年以来となる覇権奪回に向かいたい。相手となる神戸とはナビスコカップを含め、今季は4戦して3勝1分け。相性の良さを見せている。しかし、水曜日に天皇杯の準決勝を戦ったばかりであり、疲労の回復具合は気になるポイントだ。また、G大阪はボールを奪われてから10秒未満に失点する割合が高く、カウンターから得点を許す傾向があるのに対し、神戸はボールを奪ってからゴールまでの時間が短いことが右の表からうかがえる。もし、スコアが動かずにじれるような展開となれば、一瞬の隙を突かれて優勝への道が閉ざされてしまうかもしれない。バランスを崩さずに、チーム全体で辛抱強くチャンスを作り続けることが勝利へのカギとなりそうだ。

対戦データ
http://www.football-lab.jp/g-os/preview/

■鳥栖(4位)vs浦和(1位)
一昨季は1-3、昨季は1-4とアウェイでの鳥栖戦を苦手にしている浦和。くしくも過去2シーズンと同様に、33節で相まみえることとなった。鳥栖は先制した試合の勝率が8割を超えており、これはリーグでトップの数字。浦和は直近3試合の結果を見ても分かるように、複数得点を奪えていない。攻撃力に不安を抱えている現状からすれば、先手を取られると苦しい展開になりそうだ。是が非でも勝点3が欲しい浦和にとって、ベアスタは再び悪夢の舞台となってしまうのか。

対戦データ
http://www.football-lab.jp/tosu/preview/

■C大阪(17位)vs鹿島(3位)
残留と優勝という異なる目標に向かって勝利を目指す両チームの一戦。ペナルティエリア内への進入回数を見ると、両者の差は歴然としている。2試合連続で3失点を喫し、守備の整備が求められるC大阪にとって、容易に危険なエリアへ入ってくる鹿島は厄介な相手だ。特に警戒しなければならないのはトップ下の土居。クロスでのラストパス数は、サイドプレーヤーが上位を占めている中で、5位タイの数字を残している。サイドへ流れてチャンスを演出するなど、さまざまな場所に顔を出す土居を捕まえることができなければ、C大阪に勝機はないだろう。

対戦データ
http://www.football-lab.jp/c-os/preview/

2014-11-28 12:00 RSS
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