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2015 12/24 [Thu.]

2015年J1・J2若手ベストイレブン

フットボールラボでは、今年も年間ベストイレブンとは別に、チャンスビルディングポイント(CBP)を中心としたデータからJ1とJ2それぞれの若手ベストイレブンを選出した。

対象となる選手は、生年月日が92年1月1日以降で、出場時間が所属チームの試合時間の3分の1以上。なお、出場時間の差が大きいため、CBPは90分換算の値とした。

<GK>

【J1】

★なし

GKの対象選手は「なし」とした。櫛引政敏(清水)はチームで出場機会を失い、年明けのAFC U-23選手権に不安を残している。

【J2】

★中村 航輔(福岡)

福岡の中村は2010年以降で最高のセーブ率となる87.3%を記録。反応の速さに加え、どこにはじくかの判断も正確で、キャッチもうまい。相手との駆け引きにもたけており、安定感は抜群だった。

<センターバック>

【J1】

★エドゥアルド(柏)
★遠藤 航(湘南)

湘南の遠藤は守備CBPの換算値、累積値ともに全体の中でもトップであり、J1の年間ベストイレブンに続いての選出となった。
その遠藤を上回る攻撃CBPを記録したのが、柏のエドゥアルド。長短のキックでビルドアップを支えたほか、空中戦でも強さを見せ、セットプレーから2ゴールを決めている。

【J2】

★福森 晃斗(札幌)
★江口 直生(愛媛)

札幌の福森は、攻撃、パスCBPがトップ。守備CBPも2位と、攻守において優秀な数字だった。愛媛の江口は今季に入って3バック中央での出場機会が増加。正確なキックを生かして後列からの組み立てを担い、攻撃、パスCBPは福森に次ぐ数字に。空中戦の勝率は低いが、守備CBPも3位と健闘を見せた。

<サイドバック>

【J1】

★関根 貴大(浦和)
★車屋 紳太郎(川崎F)

浦和の関根は6ゴール8アシストと躍動。ラストパス数も41本で、浦和の中では柏木陽介の56本に次いで2位の数字だった。オフェンシブなウイングバックだが、フォーメーションを4バックとしたため、サイドバックで選出した。
川崎Fの車屋は、守備CBPがトップに。また、攻撃CBPでも、関根に次ぐ数字となっている。

【J2】
★堀米 悠斗(札幌)
★下畠 翔吾(京都)

札幌の堀米は攻撃、クロスCBPがトップ。クロス成功率も高く、クロスから4アシストを記録している。京都の下畠は、左右のサイドバックとセンターバックをこなせるユーティリティープレーヤーとして出場機会を増やした。球際で強さを見せ、守備CBPは唯一二桁に乗せている。

<ディフェンシブハーフ>

【J1】

★柴崎 岳(鹿島)
★秋野 央樹(柏)

鹿島の柴崎は、昨季を上回る10アシストを記録。そのうち5アシストがセットプレーであり、プレースキッカーとしても名を上げている。
柏の秋野は守備CBPがトップであるほか、攻撃CBPでも2位に。アンカーという視野の広さと展開力、球際の強さが求められるポジションにおいて、指揮官の期待に応える活躍を見せた。

【J2】

★川辺 駿(磐田)
★秋山 大地(C大阪)

磐田の川辺はパスCBPがトップであるほか、攻撃CBPも京都の原川力に次ぐ数字に。視野の広さと落ち着き、パスのセンスは他の選手にはないものを持っていた。
秋山は7月に愛媛からC大阪に復帰。ボディーコンタクトに強く、スタミナも豊富な選手であり、守備CBPはトップに。タックル成功率は91.1%と高く、45回のうち41を成功させていた。山口蛍が抜ける来季は、その穴を埋める選手として期待がかかる。

<オフェンシブハーフ>

【J1】

★カイオ(鹿島)
★宇佐美 貴史(G大阪)
★鎌田 大地(鳥栖)

G大阪の宇佐美はサイドハーフでの起用も多かったため、こちらで選出した。攻撃、シュート、パスCBPのいずれもトップであり、最も多くのタレントが集まったこのポジションの中でも、頭ひとつ抜けていた。
その宇佐美に続くのが、鹿島のカイオ。攻撃、シュート、パスCBPは、いずれも2位だった。
鳥栖の鎌田は高卒1年目ながら、パスやドリブルで攻撃に違いを作れる選手だった。線は細いがボールの扱い方がうまく、ドリブル成功率は67.3%でトップを記録した。

【J2】

★江坂 任(群馬)
★南 秀仁(東京V)
★駒井 善成(京都)

京都の駒井は攻撃CBPがトップ。全体の中でも、所属チームの総試合時間の3分の1以上に出場した選手に限れば、大宮の家長昭博、泉澤仁、カルリーニョスに次ぐ4位だった。
東京Vの南は得点を二桁に乗せ、チームのトップスコアラーとなった。パスCBPがトップであるほか、パスレスポンスの値も高く、ワンタッチで7ゴールを決めている。
群馬の江坂は、ルーキーイヤーながら13ゴール3アシストを記録。右足で32本、左足でも32本のシュートを放っているように、左右の足を巧みに使いこなす器用さと、得点への嗅覚が光った。

<FW>

【J1】

★杉本 健勇(川崎F)

川崎Fの杉本は、シュートCBPが広島の浅野の2倍以上。シュートの枠内率と決定率が全体の中でも高いほか、頭、左足、右足を問わずに得点を決めているのは評価できる。ただ、シュート数が25本というのはさびしいところか。シュートを放つ意識が、来季への課題となりそうだ。

【J2】

★金森 健志(福岡)

FWはJ1とは違い、シュートCBPがマイナスになる選手が多かった。その中でトップに立ったのが、福岡の金森。ドリブルCBPもトップであるように、得意のドリブルからチャンスを作るとともに、シュートも決めていた。また、対象選手の中で唯一、ペナルティエリア外からシュートを決めた選手でもあった。

以上となります。

選手個人のデータを基準とした選考のため、順位が反映されない部分もございますが、ご了承ください。

■関連リンク
2014年J1・J2若手ベストイレブン
http://www.football-lab.jp/column/entry/594/

2015年J1 年間ベストイレブン
http://www.football-lab.jp/column/entry/631/

2015年J2 年間ベストイレブン
http://www.football-lab.jp/column/entry/632/


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順位表
勝点試合得点得失
1 鹿島 64 29 48 21
2 川崎F 59 29 59 29
3 53 29 44 14
4 横浜FM 52 29 37 11
5 C大阪 51 29 54 15
6 磐田 50 29 44 18
7 浦和 45 29 60 12
8 神戸 41 29 33 0
9 鳥栖 41 29 35 -1
10 G大阪 40 29 44 9
11 FC東京 38 29 34 -2
12 仙台 35 29 38 -11
13 札幌 31 29 30 -12
14 清水 29 29 31 -17
15 甲府 28 29 20 -13
16 広島 27 29 28 -14
17 大宮 23 29 26 -23
18 新潟 15 29 20 -36
攻撃CBP
1 川崎F 662.11
2 浦和 622.75
3 鹿島 539.51
4 広島 530.63
5 G大阪 492.83
6 C大阪 491.11
7 487.14
8 仙台 465.87
9 神戸 461.24
10 FC東京 452.56
11 横浜FM 417.60
12 札幌 399.90
13 鳥栖 389.66
14 清水 382.97
15 磐田 377.99
16 大宮 361.88
17 甲府 320.04
18 新潟 317.67
守備P
1 鹿島 1425.33
2 1419.23
3 甲府 1377.19
4 C大阪 1369.25
5 札幌 1368.79
6 新潟 1356.03
7 大宮 1351.09
8 清水 1335.26
9 広島 1324.19
10 浦和 1320.52
11 G大阪 1313.89
12 川崎F 1313.39
13 鳥栖 1277.67
14 仙台 1258.62
15 FC東京 1221.71
16 横浜FM 1218.05
17 神戸 1175.12
18 磐田 1108.86
順位表
勝点試合得点得失
1 湘南 77 37 53 22
2 福岡 68 37 50 18
3 長崎 67 37 47 9
4 名古屋 65 37 77 18
5 松本 61 37 57 18
6 徳島 60 37 63 25
7 東京V 60 37 58 13
8 横浜FC 57 37 52 10
9 大分 57 37 52 7
10 千葉 53 37 60 5
11 水戸 51 37 41 1
12 山形 50 37 37 -6
13 岡山 49 37 39 -5
14 京都 48 36 49 6
15 町田 47 37 48 2
16 愛媛 46 36 46 -11
17 岐阜 44 37 51 -7
18 金沢 38 37 41 -23
19 熊本 36 37 33 -15
20 讃岐 35 37 38 -16
21 山口 28 37 43 -23
22 群馬 19 37 25 -48
攻撃CBP
1 岐阜 934.00
2 名古屋 850.04
3 千葉 736.33
4 徳島 675.75
5 大分 645.60
6 東京V 643.33
7 湘南 612.50
8 福岡 602.21
9 山形 587.79
10 山口 553.33
11 愛媛 540.92
12 横浜FC 538.84
13 松本 514.32
14 京都 482.15
15 金沢 472.92
16 岡山 467.77
17 熊本 455.44
18 群馬 454.90
19 水戸 452.77
20 町田 447.32
21 讃岐 417.95
22 長崎 398.84
守備P
1 町田 2078.75
2 群馬 1996.39
3 山形 1967.31
4 岡山 1962.55
5 湘南 1931.58
6 徳島 1922.23
7 岐阜 1916.21
8 熊本 1906.19
9 金沢 1894.94
10 松本 1883.71
11 水戸 1868.15
12 千葉 1862.60
13 山口 1849.40
14 東京V 1845.60
15 愛媛 1844.36
16 讃岐 1834.74
17 大分 1788.30
18 福岡 1739.20
19 名古屋 1729.31
20 横浜FC 1718.81
21 京都 1703.83
22 長崎 1693.95
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