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2016年J1・J2・J3リーグ 空中戦ランキング
2016.12.14

浮き球をめぐっての選手同士の競り合いは、サッカーの醍醐味の1つ。

では、空中戦で高い勝率を記録したのは、臆することなく空中戦に挑んだのは、誰だったのでしょうか。今回は各カテゴリーにおける空中戦関連のスタッツをまとめました。
皆さまの持っているイメージがデータと合致しているかを確かめつつ、読み進めていただけると幸いです。


■J1

自陣空中戦勝率でトップとなったのは舞行龍ジェームズ。合計数は少なめであるものの、屈強な肉体を生かし、高い確率で競り合いを制していることがうかがえる。

渡部博文は自陣空中戦数でトップであり、勝率でも3位と高水準。仙台は失点が目立つなど苦戦が続いた中、ディフェンスラインで体を張った。


敵陣空中戦勝率ではジェイが首位に立った。昨季はJ2で同勝率トップを記録しており、2年連続の「空の王者」に。競り合いの本場であるイングランド仕込みのエアバトルは、日本においても猛威を振るった。

同勝率上位には外国籍選手が並ぶ中、4位に滑り込んだのが前田遼一。位置取りと体の使い方にたけており、身体能力に頼らずとも競り合いに勝てることを証明している。同7位に食い込んだ177センチの小林悠も、同じく頭脳的な動きを得意とするプレーヤーだ。

注目すべきは同10位の江坂任。身長は175センチながら、ジャンプ力とポジショニングセンスに優れており、初挑戦のJ1で好スタッツをマーク。さらなる飛躍が期待される逸材である。

ゴールへの貪欲さが持ち味の鈴木優磨、436という圧倒的な敵陣空中戦数を記録した豊田陽平も50%を上回る勝率をたたき出すなど、個性的な面々が名を連ねた。

■J2

岩政大樹は自陣と敵陣の空中戦勝率両方でトップ10入りした数少ない選手だ。自陣ではゴールを守る壁に、味方がセットプレーを獲得すればストライカーに変身。まさに攻守の柱と呼ぶにふさわしい活躍を見せたベテランは、岡山のプレーオフ進出を語る上で欠かせない存在だ。

宋株熏が記録した自陣空中戦勝率79.6%という数字は、3つのディビジョンの中でトップ。190センチという恵まれた体格を生かしたエアバトルは迫力満点であった。

敵陣空中戦勝率でトップになった都倉賢は、2位を5%近く引き離す数字を記録。ロングボールやクロスのターゲットとして体を張り、札幌を昇格へと導いた。J1でも同様の活躍を披露できるか注目したい。

同2位のアルセウはJ1でプレーした昨季に引き続き、ランク入り。プレーするポジションがボランチ、身長も177センチと決して長身ではない点を踏まえれば、競り勝つ術を熟知していなければ残せない数字だ。

同5位の三島康平はシーズン中に水戸から松本へと加入したものの、新天地では思うように出場機会を得られなかった。同10位の高崎寛之も近いタイプであるだけに、来季はどちらがセンターフォワードを任されるのか。興味は尽きない。

■J3

自陣空中戦勝率は、2位とほぼ同率ながら僅差で長野の松原優吉がトップに。長身を生かしたエアバトルで浮き球をはじき続けた。

同2位の大分の福森直也は、今季からスタメンに定着。同じくトップ10に入ったダニエル鈴木義宜とともに、チームのJ2への最短復帰を実現させた。

同6位の尾本敬は250近くの自陣空中戦数を記録。その中で記録した7割超えの勝率は大きな価値がある。さらに、リーグ戦を通して警告が皆無だった点も見事。クリーンに競り合いを制し続けた。

C大23の木本恭生はボランチとしては長身の183センチの高さを生かし、ルーキーながら自陣と敵陣両方の空中戦勝率でトップクラスの数字を残した。J2でのデビュー戦となった長崎戦でいきなり決勝点を挙げるド派手なデビューを果たしたが、その後はJ2では出場機会を得られず。さらなるスケールアップが待たれる。

敵陣空中戦勝率では、2位に入った服部康平に注目だ。190センチ近くの長身を生かしてセンターフォワードとしてプレーしていたものの、シーズン中にセンターバックへコンバートされ、先発に定着した。来季は自慢の高さをどちらのエリアで見せてくれるのだろうか。

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