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高校選手権出場高校出身のJリーガー(2016)
2016.12.30

12月30日に第95回全国高校サッカー選手権大会が開幕する。今回のコラムでは、昨年に続いて今大会に出場する48校出身の現役Jリーガーをリストアップした。総数は198名で、昨季の211名から13名減少。大津や四日市中央工といった多くのJリーガーを輩出している強豪校の不参加が影響している。また、該当者ゼロとなったのは14校と、約3分の1にのぼる。
なお、2016シーズンのJリーグ最終登録選手を対象にしているため、すでに退団や引退を発表した選手、特別指定選手の中から今季のリーグ戦のピッチに立った甲斐健太郎(阪南大学)、山田将之(法政大学)の2名も数に含めている。

以下が詳細となる。

■市立船橋(千葉) 2年連続21回目 優勝5回、準優勝2回 30名
黒河貴矢(新潟)、中澤聡太(C大阪)、植草裕樹(清水)、阿部翔平(千葉)、小川佳純(名古屋)、原一樹(北九州)、小宮山尊信(川崎F)、大久保裕樹(千葉)、青木良太(群馬)、石井秀典(徳島)、佐藤優也(千葉)、増嶋竜也(柏)、渡辺広大(山形)、中林洋次(岡山)、村山智彦(湘南)、笠原昂史(水戸)、上福元直人(大分)、中村充孝(鹿島)、山田拓巳(山形)、加藤弘堅(北九州)、馬渡和彰(金沢)、今瀬淳也(水戸)、積田景介(琉球)、和泉竜司(名古屋)、鈴木潤(岐阜)、石田雅俊(相模原)、磐瀬剛(岐阜)、志村滉(磐田)、椎橋慧也(仙台)、永藤歩(山形)

■前橋育英(群馬) 3年連続20回目 準優勝1回 22名
大島秀夫(北九州)、松下裕樹(群馬)、青木剛(鳥栖)、坪内秀介(群馬)、廣井友信(金沢)、関憲太郎(仙台)、小林竜樹(群馬)、常澤聡(岐阜)、岩沼俊介(京都)、青木拓矢(浦和)、北原毅之(相模原)、六平光成(清水)、三浦雄介(YS横浜)、皆川佑介(広島)、中美慶哉(金沢)、小澤章人(新潟)、川岸祐輔(群馬)、小牟田洋佑(群馬)、北爪健吾(千葉)、小島秀仁(愛媛)、富澤雅也(長崎)横山翔平(町田)

■桐光学園(神奈川) 2年連続10回目 準優勝1回 15名
中村俊輔(横浜FM)、植村慶(福島)、渡辺匠(福島)、藤本淳吾(G大阪)、馬場賢治(讃岐)、本田拓也(清水)、工藤祐生(相模原)、田中裕介(C大阪)、内藤洋平(北九州)、村上巧(熊本)、鈴木孝司(町田)、北井佑季(富山)、瀬沼優司(愛媛)、福森晃斗(札幌)、小川航基(磐田)

■青森山田(青森) 20年連続22回目 準優勝1回 15名
那須川将大(松本)、橋本和(神戸)、松本怜(大分)、伊東俊(山形)、川西翔太(山形)、ロメロフランク(水戸)、藤本憲明(鹿児島)、椎名伸志(富山)、柴崎岳(鹿島)、櫛引政敏(鹿島)、差波優人(仙台)、山田将之(FC東京)、室屋成(FC東京)、常田克人(仙台)、神谷優太(湘南)

■東福岡(福岡) 4年連続18回目 優勝3回 14名
本山雅志(北九州)、山形辰徳(栃木)、木本敬介(富山)、池元友樹(北九州)、衛藤裕(富山)、近藤徹志(岡山)、井上翔太(北九州)、坂井達弥(長崎)、中山開帆(北九州)、田中達也(岐阜)、篠原弘次郎(岡山)、下坂晃城(福岡)、中島賢星(横浜FM)、増山朝陽(神戸)

■滝川第二(兵庫) 2年ぶり19回目 優勝1回 9名
加地亮(岡山)、河本裕之(大宮)、森島康仁(磐田)、多田高行(北九州)、清水圭介(京都)、金崎夢生(鹿島)、中西規真(YS横浜)、香川勇気(山口)、樋口寛規(福島)

■野洲(滋賀) 2年連続10回目 優勝1回 9名
内野貴志(長野)、荒堀謙次(山形)、村田和哉(清水)、田中雄大(神戸)、山田晃平(長野)、西口諒(長野)、玉城史也(讃岐)、飯田貴敬(清水)、望月嶺臣(山口)

■立正大湘南(島根) 2年ぶり15回目 8名
神山竜一(福岡)、舩津徹也(群馬)、金園英学(仙台)、松田陸(C大阪)、松田力(名古屋)、加藤大樹(山口)、甲斐健太郎(岐阜)、高橋壮也(広島)

■山梨学院(山梨) 2年ぶり5回目 優勝1回 7名
岡西宏祐(甲府)、碓井鉄平(長崎)、山田修平(藤枝)、萱沼優聖(富山)、白崎凌兵(清水)、小川雄大(岐阜)、前田大然(松本)

■鹿児島城西(鹿児島) 3年連続7回目 準優勝1回 7名
田上裕(鹿児島)、有薗真吾(町田)、吉井孝輔(鹿児島)、西田剛(愛媛)、新中剛史(鹿児島)、大迫希(藤枝)、鮫島晃太(藤枝)

■ルーテル学院(熊本) 5年ぶり4回目 6名
岡本賢明(熊本)、三原雅俊(神戸)、秋吉泰佑(岡山)、水本勝成(鹿児島)、山本大貴(松本)、小牧成亘(熊本)

■広島皆実(広島) 4年連続13回目 優勝1回 5名
柴村直弥(甲府)、森重真人(FC東京)、増田卓也(広島)、井林章(東京V)、渡大生(徳島)

■佐賀東(佐賀) 2年ぶり9回目 5名
中原秀人(福岡)、赤崎秀平(鹿島)、中野嘉大(川崎F)、中原優生(鹿児島)、平秀斗(群馬)

■正智深谷(埼玉) 2年連続3回目 5名
新井章太(川崎F)、金子昌広(金沢)、福田友也(町田)、内田航平(水戸)、オナイウ阿道(千葉)

■鹿島学園(茨城) 4年ぶり8回目 4名
阿渡真也(金沢)、工藤由夢(YS横浜)、郡司健太朗(YS横浜)、西谷和希(栃木)

■藤枝明誠(静岡) 7年ぶり2回目 4名
小澤雄希(讃岐)、杉本拓也(鳥取)、山本真也(YS横浜)、原口祐次郎(藤枝)

■富山第一(富山) 2年連続27回目 優勝1回 4名
中島裕希(町田)、高橋駿太(群馬)、中田大貴(富山)、西村拓真(仙台)

■関東第一(東京B) 初出場 3名
岡田大(福島)、今野太祐(琉球)、渋谷飛翔(横浜FC)

■京都橘(京都) 5年連続6回目 準優勝1回 3名
河合秀人(鳥取)、永井建成(熊本)、小屋松知哉(名古屋)

■高川学園(山口) 2年ぶり23回目 3名
藏川洋平(熊本)、高松大樹(大分)、中原貴之(福岡)

■秋田商(秋田) 2年連続42回目 優勝2回、準優勝1回 3名
加賀健一(浦和)、下田光平(秋田)、船川琢之介(秋田)

■山形中央(山形) 4年ぶり11回目 2名
菅井直樹(仙台)、渡部博文(仙台)

■大分(大分) 2年連続9回目 2名
内村圭宏(札幌)、神崎大輔(長崎)

■帝京長岡(新潟) 3年ぶり5回目 2名
酒井宣福(岡山)、小塚和季(新潟)

■米子北(鳥取) 7年連続12回目 2名
山本大稀(栃木)、昌子源(鹿島)

■旭川実(北海道) 4年ぶり5回目 1名
内田錬平(富山)

■佐野日大(栃木) 4年ぶり8回目 1名
石堂和人(福島)

■尚志(福島) 3年連続8回目 1名
山岸祐也(群馬)

■創造学園(長野) 4年ぶり2回目 1名
橋爪勇樹(甲府)

■中京(岐阜) 初出場 1名
遠藤純輝(岐阜)

■東海大仰星(大阪) 4年ぶり5回目 1名
藤春廣輝(G大阪)

■東邦(愛知) 4年ぶり5回目 1名
金弘淵(福島)

■那覇西(沖縄) 2年連続15回目 1名
宮城晃太(琉球)

■鵬翔(宮崎) 4年ぶり13回目 優勝1回 1名
興梠慎三(浦和)

今大会の出場校の中で最も多く現役Jリーガーを輩出しているのは、千葉の名門である市立船橋。一覧を見ていくと、シーズン途中の加入ながら清水の自動昇格に大きく貢献した植草裕樹(清水)など、GKやDFといった守備的なポジションの選手の名前が多く並ぶ。現メンバーでは、U-19日本代表にも選出されているセンターバックの杉岡大暉が湘南、同じくU-19日本代表の原輝綺は新潟への加入が内定。また、チームの司令塔の高宇洋もG大阪への加入が内定している。なお、4年連続で県予選の決勝で対戦している流通経済大学柏の出身選手は37名。これは全国トップの数字である。

前回大会を制した東福岡出身の選手には、今季に地元クラブへと帰ってきた本山雅志(北九州)や、短い出場時間の中でもゴールという結果を残した増山朝陽(神戸)といったアタッカーがいる。3連覇を目指した夏のインターハイでは昌平(埼玉)に敗れ、まさかの初戦敗退となったが、97・98年以来となる連覇を達成して先輩たちの記録に並べるか。

一覧を見ても、高校時代から逸材と評された選手はほんの一握りしかいないということがわかる。今大会で貴重な経験を積み、大学や社会人チームを経由してJリーガーへの道を切り開く者は多い。くしくも今大会の出場選手は、東京五輪の世代にあたる。未来のスター候補生たちが躍動する姿を、ぜひスタジアムに足を運んで見届けてほしい。

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