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2017 4/14 [Fri.]

【ACL】浦和vs上海上港 アジアで戦う上での課題

AFCチャンピオンズリーグの3節で上海上港に2-3と惜敗を喫した浦和は、4節ではホームに彼らを迎えた。結果は1-0で勝利。グループFの首位に浮上し、グループステージの突破に大きく前進した。

■オスカルを抑えろ

抜群の攻撃力を見せる上海上港は、エースであるフッキが欠場。必然的に2列目の中央に位置したオスカルをどのように抑えるかが重要な中で、序盤はそれが成功した。この試合において、両チームの中で最も多くプレーしたのはオスカルで91回。しかし、前半15分までのプレー回数は9回で、パスが成功したのはわずか3回と仕事をさせていなかったことがわかる。

すると、図に示したように背番号8は前にいるだけでなく下がってボールを受け、パスを散らすことで局面の打開を図っていく。さらに、時間が経過するにつれて、引いた後に前に出ていき仕掛ける回数が増加。それにより浦和は押し込まれる時間が長くなった。後半にマイボールにしたエリアの67.6%がディフェンシブサードであることや(国内リーグ戦の平均は41.3%)、相手のシュート数が11本であることからも、それが読み取れる。

■ドリブルへの対応

また、オスカルと7番ウーレイのドリブルに苦戦したことも、その原因といえるはずだ。前者は8回全て後半に記録されていて成功率は62.5%、後者は4回で同75.0%。浦和の今季の国内リーグ戦における相手のドリブル成功率が40.0%であることを考えれば、非常に高い数値であることがわかる(ちなみに3節ではフッキに8回仕掛けられて成功率は75.0%)。特に、後半11分にウーレイにDF2人が置き去りにされた場面やオスカルを倒してPKを与えてしまった場面は、その象徴ともいえるのではないだろうか。

決勝点となったラファエルシルバのゴールでは、ハーフウェーライン付近で宇賀神がボールを奪うと5人が絡み7本のパスがつながる浦和らしいカウンターアタックを披露し、絶体絶命ともいえる2度のPKの場面では、西川が見事にしのぎ切ってみせた。しかし、Jリーグでは体感できないような相手を抑えられるかどうかは、アジアの頂点を目指す彼らにとって重要となってくるに違いないだろう。

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