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コラムColumns【J1第15節プレビュー】浦和に首位浮上の可能性。磐田は柳下監督率いる新潟を迎え撃つ。

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【J1第15節プレビュー】浦和に首位浮上の可能性。磐田は柳下監督率いる新潟を迎え撃つ
2013-07-09 18:00 RSS

中断明けの初戦で引き分けに終わった首位の大宮と、勝利を収めた2位の浦和との勝点差は3。結果次第では首位が入れ替わる可能性が浮上している。一方、15位の鳥栖から最下位の大分までは、4チームとも勝点1を上積みするにとどまっており、順位に変動はなし。関塚監督が就任して2戦目を迎える17位の磐田は、かつて磐田で指揮を執った柳下監督が率いる新潟との一戦に臨む。4連戦で浮上へのキッカケをつかむのは、果たしてどのチームか。

■19:00 鹿島(5位)vs清水(10位)
鹿島は先月のナビスコカップからの公式戦3試合で9失点。さかのぼれば、5月18日の名古屋戦からカップ戦を含め6試合連続で先制点を許しており、崩壊の予兆はあった。昨季のリーグ戦で2敗を喫した清水を相手に、鹿島の伝統である堅い試合運びを見せられるか。

■19:00 大宮(1位)vs名古屋(13位)
中断明けの初戦で8試合ぶりの勝利を挙げた名古屋には、ケネディのポストプレーを生かした攻撃に復活のけはいが漂っている。広島と並びリーグ最少失点を誇る大宮の堅陣を破れれば、予感は確信に変わるだろう。菊地や高橋との空中戦やセカンドボールの争いに注目したい。

■19:00 湘南(16位)vs柏(12位)
は3-4-2-1の布陣を採用することが多い湘南に対し、ミラーゲームを展開する可能性がある。30失点はリーグ最多の鳥栖に次ぐ多さ。中断前の広島戦のように守備の安定を優先するか。湘南も前節に初めて無失点を達成しており、守備には手応えを得ているだろう。

■19:00 磐田(17位)vs新潟(11位)
関塚監督が就任して2戦目を迎える磐田の相手は、2011年まで磐田の指揮を執った柳下監督率いる新潟。新潟はタックル数とブロック数の合計がリーグ最多の48.6回(表参照)。来たボールをはね返すクリアとは異なり、相手に寄せる能動的な守備を行っていることがうかがえる。彼らを上回るハードワークなしに、磐田のトンネルからの脱出はない。

■19:00 C大阪(6位)vs横浜FM(3位)
C大阪横浜FMの総失点14は、リーグで2番目に少ない数字。この堅い守備をベースに、今季は両チームとも先制した試合は負けていない。C大阪が再昇格した10年以降の両者の対戦成績は2勝2分け2敗と互角だが、ここでもやはり勝ったのは全て先制した方となっている。

■19:00 広島(4位)vs川崎F(7位)
「8」。これは14節の終了時点における広島の無失点の試合数と、川崎Fの複数得点の試合数だ。さらに、両者ともそのうち6試合を勝利に結び付けている。勝ちパターンの対照的な両チームのスコアの推移にも注目したい。

■19:00 鳥栖(15位)vs甲府(14位)
リーグ戦での対戦はJ2に在籍していた10年以来。その年は互いに敵地で勝利を収め、1勝1敗と五分の成績だった。今季はここまでホームで精彩を欠く鳥栖に対し、甲府は勝点の半分以上をアウェイで稼いでいる。約3年ぶりとなる「Jリーグ参入同期対決」の結末はいかに。

■19:00 大分(18位)vs仙台(9位)
仙台の前半終了時リードの場合の勝率は7割以上。ただし、大分が仮にイーブンで前半を折り返したとしても、気の抜けない状況は続く。大分にとって、後半開始からの15分間は最も失点の多い「魔の時間帯」。仙台はその時間帯に全得点の半数を挙げている。

■19:30 浦和(2位)vsF東京(8位)
F東京がリーグ戦で浦和に勝ったのは04年が最後。加えて、今季の浦和がホームで5勝1分け1敗なのに対し、F東京はアウェイで2勝5敗と、ネガティブなデータが並ぶ。ちなみに、04年に勝利を収めた試合で決勝点を記録したのはルーカス。ここまで全試合に先発しているベテランが9年越しの雪辱を果たすか。

2013-07-09 18:00 RSS
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