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J1・J2 試合別スタッツランキング
2015-02-20 19:00 RSS

秋田の熊林親吾がランキングを独占したことで、一部のJリーグファンの間で話題となった「Jリーグ試合別プレー数選手ランキング」。

今回はJ1とJ2に対象範囲を絞り、プレー数だけではなく、ほかの試合単位でのスタッツについてもランキング形式で紹介したい。

なお、データの範囲は09年以降のJ1、J2のリーグ戦とした。


■試合別プレー数ランキング

プレー数ランキングで、1位に輝いたのは川崎Fの中村憲剛。そのほかにも、浦和の阿部勇樹、横浜FMの中村俊輔、G大阪の遠藤保仁など日の丸を背負って戦ってきた選手たちが名を連ねている。その中で目を引くのが、神戸(前所属:京都)のチョンウヨンだ。今季からクラブ史上初となる「外国籍キャプテン」に任命されており、中盤の番人として一層の活躍が期待される。



■試合別ドリブル数ランキング

この部門で上位を一人占めしたのは、広島のミキッチだ。ボールを持てばドリブルを仕掛けてクロスまで持ち込み、「縦へ、縦へ」と猛進する姿はまさに「香車」のよう。12年、13年とJ1連覇を果たしたチームにあって良いアクセントとなって機能していた。

また、ボルシア・ドルトムントの香川真司、ドイツでプレーした宇佐美貴史(バイエルン・ミュンヘン、ホッフェンハイム)。スタンダール・リエージュの小野裕二、オランダでプレーした平山相太(ヘラクレス)など、海外への移籍を経験している選手が多いことも触れておきたい。


■試合別タックル数ランキング

1位になったのは、11年に現役を引退した岐阜の秋山英義。引退後は、岐阜のクラブスタッフとして従事していたが、13年に古巣の名古屋SCで現役復帰を果たし、地域リーグでプレーしている。

また、昨季のスタッツからは、東京Vの金鐘必、熊本の橋本拳人がランクイン。今季から登録名がカタカナへと変更になった「キムジョンピル」は湘南へ加入し、橋本はF東京に復帰する。ともに戦いの舞台をJ1へと移す「J2のタックル自慢」は、出場機会を得て持ち味を発揮することができるか注目したい。


■試合別被ファウル数ランキング

トップの11回は、清水のノヴァコヴィッチ(現所属:名古屋)とC大阪の上本大海(現所属:仙台)となった。上位を占めるのは、前線で体を張って攻撃の基点となれる選手たち。

一方、ドリブラータイプの選手で上位にランクインしたのは、川崎Fのレナトのみだった。


■試合別セーブ数ランキング

09年のF東京戦で、1試合15セーブを記録した大分の西川周作(現所属:浦和)が堂々のトップに輝いた。28本ものシュートを浴びたこの試合で、1失点で済んだのは彼のパフォーマンスに起因するところが大きい。

昨季は16回のクリーンシートを達成し、GKのJ1年間完封記録を更新。クラブでの雄姿のみならず、日本代表としてもさらなる活躍を期待したい。

2015-02-20 19:00 RSS
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