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ティップスTips平均勝点とボール支配率の散布図(J1)。

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平均勝点とボール支配率の散布図(J1)
2021.6.19

J1のチームを平均勝点とボール支配率のデータを使って散布図にまとめた。
横軸は平均ボール支配率(%)で、縦軸は1試合あたりの獲得勝点となっている(2021年分は6/2終了時点の成績)。

今季は比較的、「ボール支配率が高いチームは平均勝点も多く、ボール支配率が低いチームは平均勝点も少ない」並びとなっている。ポゼッションスタイルを維持してJ1での挑戦を続けている徳島、ボール支配率が低い戦術で勝点を積み上げている福岡と、2021年の両「昇格組」が対照的な位置にいることは興味深い点だ。

昨季は日程がイレギュラーで、降格がない特殊なシーズンであったことも影響してか、今季とは異なり「ボール支配率が50%より低く、勝点が平均より多い」チームと「ボール支配率が50%より高く、勝点が平均より少ない」チームがともに多い結果となった。

2019年は、横浜FM松本がそれぞれボール支配率において極端な数字を残しており、全体としては比較的今季に近い傾向が出ている。

また、チームに着目して年度比較をすると、戦術と戦績の推移が簡素的に分かる。監督が代わったことをきっかけに、年度ごとで全く異なるエリアに位置する名古屋浦和のようなチームもあれば、広島横浜FMのように、ボール支配率という点で同じ戦い方を続いていて毎年似たエリアに位置しているチームもある。また、札幌はペトロヴィッチ監督の下、年々ボール支配率を高めてスタイルを確立させているが、平均勝点という観点では顕著な変化は起こせていない。そのほか、FC東京はボール支配率の変化は少ないが、平均勝点は年々減少してしまっていて、ある程度対策を講じられて厳しい戦いを強いられているともとれる。逆に、川崎Fもボール支配率を見ると変化は少ないが、毎年着実に平均勝点を伸ばしており、チーム戦術が浸透して結果に結び付いていることが分かる。


文:増田 椋斗


・関連リンク

2021 J1 チーム別ボール支配率

https://www.football-lab.jp/summary/team_ranking/j1/?year=2021&data=possession


2021.6.19
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