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【PLAY THE PLAY × Football LAB】遠野大弥のゴールシーンを振り返る
2022-05-19 11:00 RSS

今季の開幕からサービスを開始したPLAY THE PLAY for J.LEAGUE。J1リーグ第13節においてカード化されたシーンの1つに、川崎フロンターレの遠野大弥がアビスパ福岡との一戦で挙げた先制ゴールがある。

スコアレスで迎えた後半の立ち上がり10分だった。右サイドのスローインから、ペナルティエリア右でレアンドロダミアンが起点となり、中央へ走り込んできた山根視来がワンタッチでゴール前にスルーパス。DFの背中を突いた遠野がフリーとなり、ダイレクトで強烈なシュートを古巣のゴールへたたき込んだ。

川崎Fへの復帰から2年目を迎えた今季、遠野はここまでリーグ戦の全試合に出場。スタメンこそ半分の6試合にとどまっているが、試合状況に関わらずピッチに立っており、鬼木達監督からの絶大な信頼が見て取れる。
特筆すべきなのはその「前向きさ」だ。本来は前線が主戦場の遠野だが、今季は主にインサイドハーフでの出場が多い。しかし、ほぼ全ての試合で必ずシュートを放っており、チーム内で3位の13本を記録している。
また、同ポジションの脇坂泰斗やチャナティップとのスタッツを比較すると、遠野の攻撃的なプレースタイルがさらに明瞭となる。

上記の図の通り、ペナルティエリア内でパスを受けた本数、スルーパスを受けた本数、さらにはペナルティエリア内へのランニング数、裏へ抜け出すランニング数など、ラストプレーに関わるスタッツが2人と比較しても多く、「出し手」としてよりも「受け手」としての役割が大きい。
その良さが前面に表れたのが、まさにこのシーンだろう。福岡のソリッドな守備に手を焼き、3トップの身動きが取れなくなっていた中、右サイドバックの山根と中盤の遠野、2人の積極的な攻撃参加が苦しい試合展開に風穴をあけた。

昨季のリーグ戦で挙げた6ゴールのうち5つがペナルティエリア内からのシュート。福岡戦の得点場面のようにゴール前でのシュートチャンスを増やせれば、自身の得点数も比例して上がるだろう。その時は、PLAY THE PLAY for J.LEAGUEにおいても「熱狂のテイクアウト」にふさわしいシーンとして彼のプレーが再びカード化されているはずだ。

文:中垣 潤也

■PLAY THE PLAY for J.LEAGUEとは?
「PLAY THE PLAY for J.LEAGUE」は、明治安田生命J1リーグで生まれたプレーシーンをコレクションしたり、遊んだりできる“動画トレカ”です。プレーシーンの動画に加えて、選手のスタッツやプレーが生まれた戦略情報なども一体となっています。動画トレカを獲得することで、応援するチームや選手の素晴らしいパフォーマンス、スタジアムやテレビでみた最高のプレー、そして、選手が生み出す熱狂・感動・興奮を宝物のように手元に残すことができます。

■PLAY THE PLAY for J.LEAGUE
https://play-the-play.com

2022-05-19 11:00 RSS
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