清水エスパルスReport

勝点７で並ぶライバルを退け、清水が待望のホーム初勝利を飾った。流れを引き寄せたのは大前と河井のポジションチェンジ。大前を右に移したことで攻撃の流れがスムーズになり、大宮のキーマンである家長を守備に追わせることもできた。先制の場面も大前が起点となり、ノヴァコヴィッチの開幕戦以来となる得点が生まれている。後半４７分には、大前が自らのビューティフルゴールで勝負を決め、歓喜の瞬間を迎えた。一方の大宮は、ボランチ２人の交代が示すように、中盤が安定せず。反撃の糸口を見いだせないまま、２連敗を喫した。