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Playing Style指標とは

総論

2014年より本ウェブサイトでは【Playing Style指標】(以下、プレースタイル指標)を開発し掲載を始めました。

  • 今まで定性的に語られていた能力をわかりやすく見える化すること
  • 選手個人の特長を分かりやすく把握できること

この2点をポイントとし、データスタジアムが保有する多くのデータを偏差値化、規格化することで、分かりやすく直感的に選手の特長を理解できるよう心がけています。

開発した指標は20段階で評価しており、偏差値から下表のように分類しております(例:選手のある指標の偏差値が56だった場合、55.0~57.5に入るためRateは9)。偏差値は各リーグ各シーズン毎に計算しております。

偏差値:3537.54042.54547.55052.55557.5
Rate:12345678910
偏差値:6062.56567.57072.57577.58082.5
Rate:11121314151617181920
偏差値Rate
351
37.52
403
42.54
455
47.56
507
52.58
559
57.510
6011
62.512
6513
67.514
7015
72.516
7517
77.518
8019
82.520

プレースタイル指標は各選手個人のページやリーグサマリーページにて掲載しております。

類似選手

さらに選手ページではこれらのデータを利用し、プレースタイルが近い選手の掲載も行なっております。類似選手を見つける際には、それぞれの選手のデータ間の距離(差異)を算出し、類似度とします。選手ページ上では距離が近い5選手を掲載しております。

各項目の説明

現在取り扱っているプレースタイル指標は計15種類となっており、詳細は下記にて個別に取りまとめました。全体の3分の1以上出場した選手を対象に、90分換算したデータから計算しております。

決定力

一定以上のシュート数を記録した選手を対象に、シュート成功率(ゴール÷シュート)とシュートCBPから合成関数を作り、「決定力」としました。

ワンタッチシュート力

ペナルティエリアにおけるヘディング以外のワンタッチシュート数を偏差値化したものを「ワンタッチシュート力」としました。

ヘディングシュート力

ヘディングシュート数を偏差値化したものを「ヘディングシュート力」としました。

ロングシュート力

セットプレー以外で、シュート地点からゴール中央まで30m以上の距離のシュート数を偏差値化したものを「ロングシュート力」としました。

セットプレーシュート力

フリーキック、コーナーキックで直接シュートを放った数を偏差値化したものを「セットプレーシュート力」としました。

パスレスポンス力

「パスレシーブCBP」「ペナルティエリア内パス受け数」「スルーパス受けからのシュート数」「ロングパス受け数(空中戦除く)」の4つのデータから合成関数を作り、「パスレスポンス力」としました。

ドリブルチャンス力

ドリブルCBPを偏差値化したものを「ドリブルチャンス力」としました。

クロスチャンス力

クロスCBPを偏差値化したものを「クロスチャンス力」としました。

パスチャンス力

「ラストパス数(シュートを打った味方選手へのパス)」「パスCBP」のデータから合成関数を作り、「パスチャンス力」としました。

ビルドアップ力

「パスCBP」「前方へのパス成功率」「ディフェンシブ・ミドルサードのキープ成功数」「被奪取P」(CBP奪取ポイントのルールで奪われた側にマイナスポイント付与)から合成関数を作り「ビルドアップ力」としました。

敵陣空中戦力

敵陣で空中戦に勝利した数を偏差値化し「敵陣空中戦力」としました。

自陣空中戦力

自陣で空中戦に勝利した数を偏差値化し「自陣空中戦力」としました。

守備力

守備Pを偏差値化したものを「守備力」としました。

ボール奪取力

奪取Pを偏差値化したものを「ボール奪取力」としました。

カバーエリア

スタメン出場試合における「総走行距離」「一定以上の速度における走行距離」のデータから合成関数を作り「カバーエリア」としました。2015年以降のJ1リーグのみとなります。
当初「走力」として掲載しておりましたが変更致しました。

他のオリジナル指標について

「Football LAB」オリジナルの評価指標CBP

チャンスビルディングポイント

FootballLABは、オリジナルの評価指標となるチャンスビルディングポイント(CBP)を開発し、チームや選手の評価を行っています。様々な見方があるサッカーというスポーツの中で「どのチームが(または誰が)本当に効果的なプレーをしているのか?」の『見える化』を試みた指標です。CBPを利用することで、チームや選手の活躍を分かりやすく数値化していますので、是非お楽しみください。

関連リンク

対戦予測シミュレーション

シミュレーション

FootballLABは2015年に対戦予測シミュレーションを開発し、各チームページにて公開しました。試合状況や攻撃毎の過去のデータを使用し、選択した対戦カードがどのような結果に終わるのかシミュレーションを行えます。

関連リンク

「Football LAB」オリジナルのチームスタイル指標

チームスタイル指標

FootballLABは2017年にチームスタイル指標を開発し、各チームページとリーグサマリーページに公開しました。チームのプレーデータから算出したセットプレー、サイド・中央攻撃、カウンター、ポゼッションに加え、トラッキングデータからコンパクトネス、最終ライン、ハイプレスなどの新しいデータも掲載しております。

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