ブラウブリッツ秋田Report

肌寒さが残る雪国に春到来。秋田は９０分を通して辛抱強く、粘り強く、体を張って勝利を飾った。序盤から京都に圧倒的なボールポゼッションを許し、自陣で守備に追われる時間が続く。ピーターウタカに前線でパスワークの基点を作られ、さらにヨルディバイスの積極的な攻撃参加もあり、何度となくピンチを迎える。それでも、茂が数少ないチャンスを決め切り、昨季に続いてホーム開幕戦で先制点を奪う。「ひたむき」な心が折れなかったチームはハードワークを最後まで完遂。サポーターにホームＪ２初勝利をプレゼントした。