ザスパクサツ群馬Report

今季いまだホームで負けのない山形は、開始早々にエース阪野の得点で先制に成功する。その後はカンスイルを中心とした群馬の攻撃陣にボールを支配されるも、焦らずに自陣の低い位置でブロックを構築し、相手に決定的なチャンスを作らせない。無理に主導権を握ろうとせず、確実にリードを守りにいったことで、攻めあぐねるアウェイチームの疲労を徐々に蓄積させていった。阪野のＰＫ失敗などもったいないプレーもあったが、９０分を通して巧みに試合をコントロールしたホームチーム。危なげなく完封勝利を収め、無敗記録を８に伸ばした。