ヴァンフォーレ甲府Report

山形にとっては試合の進め方に課題が残る一戦となった。開始早々から素早い切り替えでボールを握ると、前半５分に小林の２試合連続ゴールでさい先良く先制点を奪う。その後も、ピッチを広く使ったパス回しで相手に主導権を渡さずに試合を折り返す。しかし、運動量が落ちた後半は、セカンドボールの回収に秀でた甲府が繰り出す攻撃に耐えきれず、同点ゴールを献上。引き分けという結果には終わったものの、負けなしは４試合連続となった。今後、上位に食い込んでいくためには、１試合を通じたペース配分が欠かせないだろう。