名古屋グランパスReport

ここ最近の鬱憤を晴らすかのように、名古屋の選手たちが躍動した。前半からセットプレーで２点を先取して試合のペースを握ると、余裕が生まれた攻撃陣はアタッキングサードでガブリエルシャビエルを中心に華麗なパスワークを披露し、東京Ｖの守備陣を翻弄する。後半は修正を加えた相手のサイド攻撃に遭って１点を返されるが、風間監督は交代カードを効果的に使ってリードを拡大。内容と結果でアウェイチームに完勝を収め、順位もプレーオフ圏内の５位に浮上した。一方、敗れた東京Ｖはセットプレー時の守備が課題として浮き彫りになった。