大分トリニータReport

ホームの福岡は序盤こそ良い流れでボールを保持してゲームを支配したものの、徐々に相手の素早いカウンターに手を焼いて、前半２６分に失点を喫する。しかし、前半終了間際にＦＫを得ると、キッカーの駒野が鮮やかなシュートを決め、同点で試合を折り返す。一進一退の攻防が続き、球際での争いも激しさを増すなか、均衡が破られたのは後半４８分だった。アウェイチームの鈴木義に混戦からこぼれ球を押し込まれ、勝ち越しを許す。このまま１−２で終了し、激闘の「九州ダービー」は昇格組の大分に軍配が上がった。